すっかり夏らしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?「よんでみまい2002年夏号」をお届けします。どんな記事を掲載するとみなさんに興味をもって読んでもらえるか色々考えています。みなさんも、「こういうトピックをとりあげてほしい」というものがありましたら、是非お知らせください。
5月より直販店を併設した新社屋での業務を開始しました。
昨秋より計画していた店舗がこのほど完成し、この5月より営業を開始しました。近くの人はもちろん、さぬきにこられた方は是非お立ち寄りください。瀬戸大橋をわたり、最初の坂出北インターでおりて、わずか10分のところです。店内は大八車、水車、唐箕(とうみ)など昔の農具も展示してありますので、きっと興味深くご覧いただけると思います。ちなみに唐箕といっても、ご存知ない方もいるでしょう。唐箕とは人力で風をおこし、風を利用して重い籾殻(もみがら)と軽いホコリを分離する選別機のことです。
スタッフ紹介
これから当社のスタッフを順次紹介してまいります。
最初は当社の番頭さんでもある井川初江(旧姓川口)です。
(自己紹介) 高校卒業後、まだ先代の社長が元気だった昭和57年より勤務しております。途中、結婚、出産を経て、今は4歳と2歳、二人の男の子の母親でもあります。仕事中特に心がけていることは、“お客様に不愉快な思いをさせない”ということです。お電話では顔が見えないだけに、十分気をつけてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
(社長より一言) ひとつ言えば、3つくらいしてくれる女性です。電話の応対も安心して任せられるので、悪いと思いつつ、クレーム処理、難しい応対などはついつい、彼女に頼むケースが多くなります。しかし、いやな顔ひとつせず、応じてくれるので、ますます彼女を頼ることになります。
社員一同からのお願い!!
今年も1年でいちばん乾麺のおいしい季節がやってきました。今夏もよろしくお願い申し上げます。また同時に、6月の中旬から7月にかけての時期は、注文が大変込み合います。ご注文をいただいてかれお届けまでに、1週間程度かかることもございます。なにとぞご了承のほど、お願いもうしあげます。できれば早めのご注文をいただければ助かります。
商品の感想、要望、ご意見などたくさんのお便りありがとうございます。紙面の都合上一部だけ紹介させていただきます。尚、お褒めのお便りは自画自賛になりますので、掲載に関しては少し抵抗あります。しかし、社員一同本当に嬉しくなり、これからも頑張ろうという気持ちがわいてきます。これからもみなさんのお便りを励みによりよい商品をご提供できるよう努力いたします。
私は東京に住む“さぬきうどん”ファンです。本場の四国にはいまだ行ったことがありませんが、都内の評判の店でうどんを楽しんでいました。今回“味自慢”を食し、ますます四国に行きたくなりました。自宅でこんなにおいしいうどんが食べられ大満足です。
東京都・今澤千春様
職場の人に紹介して頂いていろんな料理(例えば、うどんすき、きつねうどん・・・)に重宝しました。買い置きをしていると雨の日なんか、買い物にいきたくなくてもうどんがあると便利です。
伊丹市・松本和子様
いつもFAXで注文しますが、今回はHP上で注文しました。複数商品を注文するのがもっと楽に、1回の操作でできるといいかなと思いました。注文確認メールは安心なサービスですね。それから代金の振込ですが、コンビニでも支払いができるようになるといいなあと思っていますが、無理でしょうか?
埼玉県・大澤滋様
たいへん美味しくいただきました。ひとつ気づいた事を申しあげます。本場のおうどんに慣れない者にとって、生うどんを茹でる時の説明の中に、「とても長い」ということをひとこと書き加えていただくと茹でる前に、切るなどの工夫ができます。初めていただいて、さて食べようとした時、長くてつけ汁をつけるのにたいへんでした。それとも、長いなりに食べ方があるのでしょうか?あるのでしたら教えていただきたいのです。But,とてもおいしかったです。
東京都・金髙久美子様
掛川市・梅津喜澄様
大阪府・若林明美様
青森県・澤井菜々子様
北海道・松藤一恵様
兵庫県・遠藤友儀様
神奈川県・中川理恵様
大阪府・市村和弘様
神奈川県・村尾まさ様
東京都・伊藤三恵子様
愛知県・山田久男様
東京都・東山奈都子
埼玉県・渡辺五郎様
広島県・三浦清平様
大阪府・小松広司様
東京都・今井敦様
「麺」豆知識
Q.そうめんとひやむぎの違いはなんでしょう?
一般にはひやむぎは、そうめんより少し太いものくらいにしか思っていませんが、実際はJAS(日本農林規格)によって決められています。乾麺では直径が1.3mm未満のものがそうめん、1.3mm以上1.7mm未満がひやむぎ、1.7mm以上がうどんと規定されています。しかし、厳密には、これ以外にそうめんの断面は丸く、ひやむぎのそれは正方形でなければならないという人もいます。実際同じ太さでも、断面の形状によって食感は全然違ってきます。ちなみに当社の場合、讃岐ひやむぎと讃岐太そうめんとは太さは同じですが、前者は断面が正方形、後者は円になっているので食感が違います。もちろん、JAS規格にしたがうと、讃岐太そうめんもひやむぎということになりますが・・・。 また昔はひやむぎにはピンク、緑などのカラフルな色麺が数本入って涼感をそそっていましたが、着色料の問題を境に、見かけなくなりました。年配の方々の中には子供の頃、珍しさの為この色麺を競って食べた方もいることでしょう。
玄米うどんご存知ですか?
皆さん玄米うどんはもう試されましたか?玄米はビタミンB群を始め、40種以上の栄養素を含んでいる、栄養の宝庫です。ビタミンB1が米糠から発見されたというのは有名な話です。ただ、玄米は体にいいとはみなさんわかっていても、調理が面倒、また消化吸収が悪いといった理由で、それ程普及してないのも事実です。そこで私たちは、遠赤焙煎した玄米全粒粉を使用しました。これなら加工しやすく、また微粉末であるため、消化吸収率が格段に向上しています。 玄米は一日に30gとると効果があるといわれています。讃岐玄米うどんには30%の玄米が含まれていますので一人前100gにちょうど30g含まれています。玄米うどんについての詳しい説明については玄米うどんのパンフレットをご覧ください。
2002年夏の限定商品 ひえひえ三昧ご紹介
この夏の限定商品は「ひえひえ三昧」です。夏にむけての涼麺をとりそろえ、それに竹製のオリジナルうちわをセットにしました。涼麺の中には、新発売の玄米うどんもはいっています。玄米うどんはざるうどんにも最適です。すすった後、口の中で玄米特有の甘みが拡がります。まだ玄米うどんを試されていない方は「ひえひえ三昧」はいかがでしょうか?
編集後記
某有名料理雑誌の4月号をパラパラとめくっていると「グッチ裕三の早うまレシピ」というのがありました。4月号はうどんがテーマなので、やったと思いつつ急いでページをめくりました。そこでレシピをみて納得し、材料をみてガックリ。なんと「冷凍うどん2玉」とあるではありませんか。確かに冷凍うどんはよく見かけるようになりましたが、こういう場面で出会うとはほんとうガックリしました。 冷凍うどんといえば、普通小麦粉にでんぷんを加えたものを使用します。理由はゆで時間が短縮できること、そして冷凍保存性が向上すること、この2点だと思います。ただでんぷんを入れすぎると、小麦本来の風味、甘みが薄れてしまうので、普通うどん専門店、および乾麺では使用しません。しかし、最終的に判断されるのは消費者の皆様です。私たちは冷凍うどんに負けない品質のうどんをこれからも努力してつくりますので、どうか宜しくお願いします。