その昔、讃岐では製塩業が盛んでしたが、かつて海岸線を埋め尽くしていた塩田も、今は工業地帯や商業地域へと変貌し、その面影は全くありません。さて現在、世界の塩の生産量は年間2.54億t。その内訳は①岩塩1億6,000万t ②海水(天日製塩法)9,000万t ③その他(イオン交換膜法他)400万tです(下図は㈱日本海水提供)。
①岩塩は、大昔に海水が陸上に閉じ込められ、それが蒸発し結晶化したものを、重機で掘るだけなので、コストは一番安く、よって生産量が多いのは当然です。
②海水(天日塩)は、乾燥した気候を利用し、広大な土地における天日蒸発による製塩方法で、いわば巨大な塩田です。
つまり①と②を合わせた製塩方法で、世界の98%以上になります。ただこれらは重機で掘ったり、巨大な浅瀬に閉じ込めた塩水を自然乾燥させたりするだけなので、製塩方法といえるかどうかは、個人的には疑問です。
日本における2011年の塩の生産量は97.8万tであるのに対し、需要は824.5万tなので、自給率は12%です。現在一人当たりの食塩の推奨摂取量は10g/日弱なので、食用としては1億2,000万人×10g×365日=43.8万tが必要となります。
ところで基本的な製塩法というのは、海水を蒸発させる単純な方法ですが、それは大きく①採かん工程と②煎ごう工程に分かれます。「かん水」とは「濃い塩水」のことですが、①採かん工程は、このかん水を作る工程のこと、そして②煎ごう工程は、かん水を煮詰めて結晶化させる工程を指します。かん水をつくる作業は、昔は塩田で行っていましたが、現在はイオン交換膜法を使用します。イオン交換膜という言葉から化学を連想し、よって「自然でない」と考える方もいるようですが、実はイオン交換膜法による製塩は、現在最も安全な塩であるという事実はもっとPRされて良いと考えます。
例えばもし海水に重金属やPCBのような有害高分子化合物が混入していたとしても、それはイオン交換膜でシャットアウトされ塩に移行することはないからです。逆に輸入された岩塩からは、ヒ素、鉛、クロム、銅といった有害物質が検出された事例もあるようです。
約10年前にうどんを打ち始めて、最初はすずらん、その後は色々な会社の粉を試しました。ここ最近は、木下製粉さんの粉に再度落ち着いています。粉の新鮮さ、できたうどんの色艶は、最高です。夏場は混ぜる水分量を少なくするので、できたうどんが硬くなります。水分を上げると切った生地がくっつき、またヨレっとしたうどんになります。何か良い方法はないでしょうか。
大阪府 安松良之様
ここ10年程毎年いただいております。変わらぬ品質とは思いますが、この流行の変わりはげしい時代、新鮮味がありません。そこが良いところでしょうか?
福岡県 吉田美佐子様
8月20日、そば打ちの会で年一回の手打ちうどんの日、さぬきの夢で打ち、みなさん(13名)好評でした。8月21日、松戸の源平うどんさんにその話をしたら、「うちもさぬきの夢だよ」とのこと。驚きました。二日連続さぬきの夢を食しました。
千葉県 毛利民雄様
いつも絶妙なタイミングで注文書をありがとうございます。今回父の介護が始まり、注文が遅れてしまいました。父も私の作る“あんパン”が大好きでしたので、これから時間がある限り、またあんパンを作って父に食べてもらいたいと思っています。
埼玉県 大河原留美様
台風の被害はどうですか?さて、貴社の商品はとても良いですね。ここまでの品質の物を作りあげるのに大変な苦労や努力があったと思われます。私も農家の生まれですので。では。新潟県 渡辺きぬよ様
福岡県 中村克己様
愛知県 小島敏様
やっぱり他の食パン飽きてくる。家の食パンが一番。
東京都 山沢シゲ子様
埼玉県 Ymama様
茨城県 岡田郁恵様
家族が少なくなり、自宅でパンを焼く事もあまりなくなりました。でも年に一度海外から帰省する娘一家が全粒粉を気に入り毎年買って帰ります。今年も注文させていただきました。新潟県 NT様
秋田県 田中敏子様
奈良県 梶原宏仁様
神奈川県 岡田恵子様
千葉県 金持隆様
兵庫県 森山優花様
島根県 中島明香様
兵庫県 下森鈴子様
いつもブラウワーファインを購入させて頂いています。理想的な強力粉で、こちら以外でパン作りができなくなりました。ただこれからの季節、ホームベーカリーだと膨らみづらくなるのですが、“レモン塩”を塩の代わりに入れる事で、皮はパリパリに、中は普段よりしっとり焼き上がるようになり、夏場でも失敗がなくなりました。ぜひお試ししてみてください♡。「オリーブ島七」はお友達にも大変喜ばれてます。
神奈川県 佐々木由香理様
子供達が夏休みになるとお昼ご飯を用意しなくてはいけません。ファリーナさんの「天狗そば」はみんな大好きで、畑でネギ、しょうが、シソなどを取って来て思い思いに食べています。私は「そうめん」が好きなんだ♡。
愛知県 MS様
大阪府 芳賀和也様
美味しいからすぐ送って欲しいと電話がありました。他店で買っても姉ちゃん所が一番美味しいと言ってくれました。送って褒められるのが一番嬉しいです。ありがとう。
埼玉県 丸山光様
兵庫県 坂田登昭様
宮城県 中鉢義之様
静岡県 武田清悦様
いつも美味しくいただいています。オリーブ入りの緑のおそうめんが気に入っています。器に盛り付けてときに涼やかに感じます。母ものどごしが「つるっ」として美味しいと食べています。皆様これからもよい商品を作りつづけて下さいね。
広島県 槇岡純子様
東京都 宮川惠江様
初めて注文しました。「さぬきの夢」、シコシコ、ツルツルで大変おいしかったです。さすがさぬきですね。ありがとうございました!
埼玉県 関口義隆様
「白瀬戸の糸」久しぶりにいただきました。のどごしがよく、とても美味しかったです。私が元気なうちはずっと注文し続けます。少しですみませんが(息子と二人暮らしです)。ともあれお礼を申し上げたくて筆をとりました。
東京都 山本みよ子様
友達から1箱頂きました。あまりのおいしさに息子や娘にもおすそ分けしました。とても喜んでくれました。こんなに美味しい「おうどん」は初めてでした。
千葉県 石井悌子様
いつもおいしいソーメンを送って頂き有難う御座います。最近のカタログを拝見しますと、粉物に力を入れていらっしゃるようで、ソーメンの枠が少なくなり、探すのにこまります。今後は注文のソーメンが無くなるのじゃないかと気になります。
福岡県 白肌勉様
コシがありとても美味しい半生うどんでした。ダシもよかったです。今回は半生でしたが、できればゆで時間が少ないうどんにしたいのです。
香川県 武田知世様
2019年の社内旅行は、8月23-24日の二日間、岡山県と兵庫県にいって参りました。修学旅行の生徒のように、いく先々で「うんうん」とうなずきながら見聞を広めて参りました。
①旧閑谷学校
閑谷学校は、現存する世界最古の庶民のための公立学校です。今から350年前の江戸時代前期の寛文10年(1670年)に、岡山藩主・池田光政により創建されました。光政は、閑谷の地を訪れたとき、「山水静閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛し、地方のリーダーを養成する学校の設立を決めました。光政は、国を支えるのは「人」、そして良き人材を輩出するためには教育は不可欠と考えました。ガイドさんの話によると、各村から選りすぐりの子供が選抜され、毎日朝6時から夜10時まで、途中2時間の休憩をはさみ、授業が続いたそうです。子ども達は、優秀であるのに加え、各村の厳しい財政状況を承知しているので、極めて勤勉に勉学に励んだそうです。
②生野銀山(いくのぎんざん)
兵庫の山奥にある生野銀山は、なんと今から1,200年前の大同2年(807)に発見されたといいます。弘法大師空海が、唐よりうどんの製法を持ち帰ったという空海伝説が大同元年(806)なので、ちょうどその頃です。しかし銀鉱山としての本格的な採掘が始まるのは、室町年間の天文11年(1542)以降になります。その後、織田・豊臣の時代を経て、江戸時代になると幕府が「銀山奉行」を設置し、「生野代官」が置かれ、最盛期を迎えます。そして国内有数の大鉱山として稼行しますが、昭和48年に閉山し、長い歴史に幕を閉じます。△ガイドさんに案内してもらった坑道内は、気温13度と夏場でもひんやりとして、吹きつける風は、涼しいというより冷たく感じます。旧坑道には、ノミ跡も生々しい堀り跡が残り、当時の採掘作業の過酷さがひしひしと伝わってきます。
③陶芸体験@備前焼工房・夢幻庵
最後は、夢幻庵という備前焼工房で、備前焼を体験しました。先生が説明する捏ね方を、「ふんふん」とうなずきながら、用意された粘土を捏ねて、成型していきます。先生の作業を眺めていると、いとも簡単にできそうな気がします。しかしいくら真剣に、カップを目指して捏ね始めても、知らないうちに奇妙な形になってしまいます。「あ、そこ、そんなに薄くなると破れますよ!」と注意されても、こっちも好きでやってる訳ではありません。悪戦苦闘しながら、曲がりなりにもなんとか完成しました。
※クイズの答:麺棒くんのお玉の長さ、鍋の中の具材、包丁の方向の3ヵ所