以下、三輪茂雄先生の著書「粉と臼」からご紹介します。「日本書紀」には「推古天皇の十八年(610)春三月、高句麗王、僧二人を献じ、名を曇徴(どんちょう)、はじめて碾磑(てんがい)を造る、けだし碾磑を造るは、このときにはじまるなり」とあります。「碾」とはテン、碾(ヒ)く、またウスなどと読みますが、中国ではその昔、丸い石臼のことを碾磑と呼んでいました。正確には上臼が「碾」で、下臼が「磑」、そして上下一対の石臼が碾磑となります。よって日本書紀に登場する石臼を日本最古と認定したいところですが、残念ながらこの記述を裏付ける証拠が存在しません。また奈良の東大寺や唐招提寺にも石臼らしき遺物があるとの資料が存在しますが、日本書紀同様、その存在を裏付ける確実な証拠がないため、断定できません。そしてその後、碾磑に関する記録はぱたっと無くなります。当時の食生活は米麦が主食であったので、石臼は必要なく、わずかに貴人にささげる小麦粉のお菓子などがあったとしても、それ程度の製粉は、搗き臼で十分に賄えた、よって碾磑は普及せずに忘れ去られたのであろう、と三輪先生は推測します。
そしてそれから約400年間の後、京都東福寺にわが国最古の石臼古文書が出現します。これは円爾弁円(えんじ・べんえん)が仁治2年(1241)に中国から持ち帰ったと言われ、精米、製粉機の資料に関してはわが国最古です。図面には2台の石臼とそれに連動された篩分け機が描かれています。興味深いことに一方の石臼には「茶」、そして他方には「麺」と表記されています。ただ残念ながらこの製粉工場が実際に建設されたかどうかは不明です。
では現存する最古の石臼はといえば、九州・太宰府の観世音寺(かんぜおんじ)の石臼になります。直径1.03m、上臼高さ21cm、下臼高さ28cm、重量は上下それぞれ推定約400kgという巨大な石臼です。寛政10年(1798)の「筑前国風土記」には既に「茶臼」として現在位置にあることが記されています。ただその大きさや形状から「茶臼」ではあり得ず、よって「鬼の茶臼」と俗称されたこともあります。その後の研究からこの石臼は、豆腐製造用であると考えられています。
では観光客のみなさんが「うどん店巡り」に期待するものはなんでしょうか。もちろんおいしいコシのあるうどんに違いありませんが、それだけではありません。様々な特徴のあるうどん店巡りを体験し楽しみたいのです。
「一杯100円のうどん」、「麦畑を眺めながらの一杯のうどん」、「橋のガード下のうどん店」、「自分でネギを切るうどん店」など、そのうどん店でしか体験できないようなうどん店巡りを期待しているのです。一言でいうと「さぬきうどんの多様性」を楽しむためにわざわざ讃岐までやってきてくれるのです。
先日友人に誘われて小豆島へ行ってきました。何も知らず着いたら高松飛行場で、昼ごはんは腰のあるうどんにびっくり!おいしい!海に波がないのにびっくり!!!九十九里浜は太平洋の荒い波でどど~ん!!!といつも家まで聞こえるのです。琴平さん50段でgiveup。書院のふすま絵をのんびり見学。神椿でパフェを食べました。2人で146才ですのでスミマセン。
千葉県・木暮悦子様
琴平町が実家でしたが母は4年前に95才で亡くなりました。毎年兄弟で墓参りに帰郷します。その時は、こんぴら山ご本宮まで行って下山し、さぬきうどんを頂きます。78才ですが、今年も登ります。10月23日に決まりました。まんのう町の妹宅で一泊します。
大阪府・伊賀和子様
“ひまわり”が届くとすぐお年寄りの家に届けています。一日3回家事をしながら焼きます。パン焼きは主人が担当でしたが、1月に亡くなり、2ヶ月経った頃から私が焼くようになりました。焼き上がると一番に「貴方のおかげで“ひまわり”に出会え、家でパンを焼く楽しみを残してくれた事、感謝しているよ」と言い、御供えしています。
京都府・榮眞由美様
40代迄は、ザルで600g、温麺で500g前後、1回で食べていました。US-60をザルで1度に3袋食べていた時もあったなーと、よんでみまいvol.63のお便りコーナーを読んで、懐かしんでいました。
大阪府・津田勝様
東京都・大町美恵子様
千葉県・山口敬子様
沖縄県・比嘉嘉和子様
うどん県の観光コース(日帰り又は1泊で)のピンポイント案内毎号いろいろ記事にして下さい。(必ずうまいうどん屋さん1ヶ所入)
兵庫県・小原章男様
福岡県・白肌勉様
京都府・Y.M.様
ブラウワーファインを焼き、美味しくいただいてます。レーズン入りにしてプレゼントしたらとっても美味しいと喜ばれました。ひまわりも、他の方々にプレゼントすると特別に美味しいと喜んで下さいました。食パン1斤用袋はプレゼントの時洒落ていて重宝しています。
高知県・Y.K.様
広島県・今井京子様
群馬県・Y.K.様
鳥取県・後藤真理子様
東京都・昌子恵子様
新潟県・A.S.様
茨城県・堀江君枝様
埼玉県・大久保文子様
こんにちわ。夏は暑かったのでパン作りはお休みしてました。いつも「ブラウワー」でホームベーカリーパンを焼いています。とてもおいしいです。お便りコーナーで「さぬきの夢」90%と「夢ブラン」10%でほぼ「さぬきの夢」全粒粉となることを知り試したくなり注文します。「さぬきの夢」のパンうまく膨らむかな?神奈川県・和田待子様
とにかく、ブラウワー粉で作ったパンはおいしい!大好き。どこのお店にも売っていないわが家のパン!という感じで、焼くのも食べるのも楽しいです。
神奈川県・八城初江様
千葉県・T.Y様
こんにちは!お久しぶりです。“夢ブラン”を初めてオーダーします。楽しみです。母が便秘に時々悩まされるようなので勧めてみようと思っています。最近、パン作りも腕をあげました!!シナモンロール、抹茶パン、コーンツナ、ハムマヨ、ソーセージパンなど作って人にあげたりして楽しんでいます。夏の間、少し休んでいたので秋から冬にかけてまたパン作り楽しんでみたいと思います。
埼玉県・大河原留美様
神奈川県・ホジナキ暁美様
東京都・大場とし様
秋田県・安藤和仁様
いつもおいしく頂いております。我が家では薄力粉と言わず「マーガレット」と貴社商品名で呼び、製菓・和食調理に活用しております。パンケーキや蒸しまんじゅう・天ぷら等々、何をつくっても美味しく出来上がり大好評です。
千葉県・K.S.様
茨城県・和田末男様
昨年さぬきの夢を買って食べました。喉ごしがよく、細口なので老人でも食べやすくおいしかったです。福岡県・大神正則様
うどん好きの父が「おいしい!」と喜んでくれています。これからも変わらない味と、新しい製品を期待しています。
兵庫県・Y.E.様
加齢と共にうどんを良く食べる様になりました。特に我が家では玄米うどんが大好きです。かけ、釜あげ、パスタ風、野菜たっぷりの煮込み…楽しんでいます。当地では手に入らず毎回心待ちにしています。「長寿とは健康に生きること」日々、大切に過ごしております。
千葉県・新井あや子様
兵庫県・塩見多惠子様
プレゼントがある時だけ注文するので申し訳ない気がします。子供たちも独立し、この春主人の母(102才)が永眠し、夫婦2人になりさびしい限りですが、讃岐うどんを食べて元気をもらっています。
埼玉県・鈴木陽子様
孫は天狗そばの大ファンです。「おそばしてね。」と楽しみにしています。先日、つゆがなくなったので他のつゆで間にあわしたら「いつもの味とちがう」と言うのです。まだ幼稚園児なのにびっくりしました。次に来た時、自家製でがんばったのですが「また、ちがうなあ~」と。おそば・つゆ共本当に美味しいです。
京都府・滝川睦恵様
このところ、天狗そばは、辛味大根でおろしそばをいただいています。その天狗そばが、あと2袋。注文しなくてはというところに、プレゼントキャンペーン。
大阪府・大石重雄様
先日、知人よりオリーブの素麺頂きました。さっぱりしてて感激しました。すっかり、とりこになりました。上品な味が良いですね。グリーンと白が良い具合にマッチしていました。
神奈川県・嘉山恵美子様
瀬戸内うどん留学クラス
丸の内といえば言わずと知れた日本一のオフィス街。東京駅から北に隣接する大手町にかけては、大手銀行や大企業のビル群が林立し、日本経済の中心地です。そしてその丸の内のオフィス施設を始業時間前に有効活用し、カルチャーセンターとして利用しましょうというのが、「丸の内朝大学」です。2009年開講、今年で9年目を迎え、朝活イベントとして定着しました。始業前に興味ある分野、趣味の勉強などで気合いを入れると、「さあ、今日もバリバリやるぜ!」と気力がみなぎること請け合いです。丸の内朝大学は、春学期、夏学期、秋学期と3学期開講され、その内容は多岐にわたります。大学の授業のような堅苦しいクラスはなく、興味をそそり、琴線に触れるものしかありません。直近の秋学期開講のクラスでは、宇宙学部・「宇宙旅行準備クラス」やルーツ学部・「山伏『生まれ変わり』入門クラス」にびっくり、そして個人的には、食学部「楽しく学ぶ発酵クラス」やからだ学部「カラダ研究所クラス」に興味を惹かれました。みなさんも捜せば、きっとお気に入りのクラスが見つかるはずです。さてこの秋学期には、食学部「瀬戸内うどん留学クラス」が登場。これは昨年に引き続き2回目の開講でした。2017年10月6日にスタートし、毎金曜日7:15-8:15(60分)全7回コースとなります。さぬきうどんのエッセンス、小麦粉の話、うどん店経営のお話など内容は盛りだくさん。特に第5回目は、一泊二日の現地さぬきのフィールドワークで、実際のさぬきうどんを堪能していただきます。そして瀬戸内うどん留学クラスの締めは、手打ちうどん作りに挑戦していただきます(第7回目だけは土曜日)。自分で打ったうどんが、どれほど美味しいか実感し、感激されること請け合いです。うどん作りは難しくありません。正しい手順で打てば、初心者でも誰にも負けない美味しいうどんが打てます。まだの方は是非チャレンジされてみてください。
けいぞう
答:木の枝(右)の形・キャンバスの中の落ち葉の数・猫のしっぽの位置の3ヵ所