香川県では2016~17年にかけて県内の主要観光地10ヶ所において「観光目的」についての聞き取り調査を実施しました。県外からの観光客2945人の結果は、「讃岐うどんが目的」が堂々の1位となり、改めて讃岐うどん人気が実証されました。アンケート結果は次の通りです。
香川県にはうどん以外にも、観光客の方々にみていただきたいものは沢山あります。特に最近は2010年から3年毎に開催されている瀬戸内国際芸術祭も認知度が高まり、アート県としての存在感も高めつつあります。しかしやはり№1といえば、「さぬきうどん」。「うどん県。それだけじゃない香川県」というキャッチコピーには、まずさぬきうどんで香川県に来てもらい、その他にも沢山ある観光資源を知ってもらいたいという気持ちが込められています。
県外からの観光客のうち、うどんを食べた人は77.4%に上り、訪れたうどん店は平均1.49店でした。複数店舗訪れた観光客は30%以上で、「単にさぬきうどんを食べる」だけでなく、更に進んで「うどん店巡りを楽しむ」観光客がかなりいることがわかります。「大変満足」、「満足」、「やや満足」を併せた香川観光の満足度は88.2%、そして91.9%が再来訪を希望しています。つまり香川県の観光はさぬきうどん抜きには語れません。
では観光客のみなさんが「うどん店巡り」に期待するものはなんでしょうか。もちろんおいしいコシのあるうどんに違いありませんが、それだけではありません。様々な特徴のあるうどん店巡りを体験し楽しみたいのです。
「一杯100円のうどん」、「麦畑を眺めながらの一杯のうどん」、「橋のガード下のうどん店」、「自分でネギを切るうどん店」など、そのうどん店でしか体験できないようなうどん店巡りを期待しているのです。一言でいうと「さぬきうどんの多様性」を楽しむためにわざわざ讃岐までやってきてくれるのです。
家族4人(子2人)で3束(300g)ゆでて食卓へ。汗を拭き拭き私が席につく頃には売り切れ(涙)。子の成長と共に食べる量が増え、予想がつきません。大なべで湯をわかすか、自分の分は2回目にゆでるか…。特に貴社のおいしい麺はとりあいです!
神奈川県・E.K.様
糖質制限ダイエットをすすめられしばらくホントにつまらない日をすごしていました。でももうやめた!!です。1㎏の体重を減らすのにこんなに味気ない食事をするなんてとても続けられませんでした。兵庫県・池田哲子様
讃岐平野をついつい切らしてしまい、いざっという時に、あわてています。他の麺だと主人に分かるらしく、まだ注文してないのかと…!贈り物としてもお薦め。年齢的に法事等がふえ、御供としても喜ばれています。讃岐平野は温・冷どんな食べ方でも美味しい。喉ごしも最高ですよ。
京都府・A.U.様
こんにちは。さぬきの夢干しうどんを仏事の引出物としていただき、とてもおいしく頂きました。釜揚げが好きなので卵を入れて、ねぎ、だし醤油とシンプルに。今度は釜抜きもためしてみます。ごちそうさま。
香川県・奥田育代様
埼玉県・清水正明様
神奈川県・中里和夫様
東京都・近藤久治様
前略、以前知り合いに釜七三昧を差し上げたところ、さぬきのうどんは大変おいしいとの御言葉を頂きました。今後は、うどんと言えばさぬきと決めました。
神奈川県・五月女八郎様
千葉県・高橋千恵子様
東京都・大場とし様
麺七干しうどんのファンで、いつも注文しています。このあいだ土産で半生のさぬきうどんをいただき、麺七干しうどんと食べ比べてみました。太さでは勝てないけど、コシや喉ごしは麺七干しうどんの勝ち!!小麦の香りも負けてませんでした。
大阪府・芳賀和也様
京都府・桐村博子様
岡山県・税所克彦様
福岡県・二瓶豊様
兵庫県・久家猛生様
神奈川県・小芝ななみ様
岡山県・土屋秋広様
大阪府・丸岡順子様
青森県・石川美里様
パン焼き器を購入し色々なところの粉を試しましたが友達から紹介してもらった貴社の粉が一番美味しかったです。ちょっとパンも飽きて長い間注文しませんでしたが、蕎麦も扱ってられたので今回注文させてもらいました。価格面、印刷面、印刷物等信頼出来る会社という印象を受けました。
京都府・滝川睦恵様
群馬県・野口たか子様
天狗そばとブラウワーを購入しました。そばは小麦の方が勝っているように感じました。家族で手打ちそば(100%そば粉)をしているので、それと比較するからでしょう。パンは手で捏ねています。最初なのでプレーンにしました。美味しいパンが焼き上がりました。1種でなくミックスしたものがあると様々な種類のパンが焼けるのですが。
東京都・井上恵子様
千葉県・田中庸子様
千葉県・M.O.様
香川県・R.T.様
姉もホームベーカリーを買ってもらったみたいなのでファリーナの粉を送ろうと思います。市販の粉との違いがわかるかな?
青森県・久保栄子様
神奈川県・前田勝重・照子様
埼玉県・K.Y.様
マーガレットで蒸しパンを作りました。まっ白な美味しいパンを食べました。粉が新しいからこんな綺麗なパンが出来るのでしょうか。
大阪府・中川恵子様
新聞広告で知り、申込みました。ブラウワーの美味しさに感激。特に夢ブラン、そのまま頂いても美味しく、すっかりファンに。全粒粉50%入りの強力粉を使い、ごはんパンを作り、お気に入りに。ありがとうございます。
千葉県・大田陽子様
千葉県・K.K.様
ブラウワー・シリーズはどれも美味しいパンができます。そしてそれにも増して「夢ブラン」の美味しいこと。昔70年も前に母に作ってもらったふすまのパンは喉にひっかかる感じでしたが、夢ブランのきなこにも勝るほんのりした甘さ、そして滑らかさにとりこになりました。
千葉県・Y.O.様
前回「夢ブラン」を注文しました。子供の頃(高松在住)母がお湯を入れて作ってくれた、はったい粉の味に似ていました。懐かしい匂いと食感でした。パンに入れても美味しかったです。
千葉県・村上恭子様
香川県のさぬきうどん店の数はどのように推移しているかご存知でしょうか。うどんブームが続いているので増えていると思うかも知れませんが、実際は減少し続けています。1960年代には3500店舗あったものが、979店舗@1986年⇒852店舗@2003年⇒808店舗@2012年1月⇒694店舗@2013年12月と50年間で約1/5に減少しました。ただ店舗数の減少は、うどんの消費が減ったからではなく、うどん店舗の大型化が進んだ結果です。
50年前は、現在のようなうどん店舗はほとんどなく、大抵が製麺所併設の店舗です。店舗といっても製麺所の片隅に置かれた小さなテーブルと数脚の椅子だけです。また製麺機もない時代なのでうどんは手打ち、よって提供できる玉数も限定的でした。そしてうどんブームが進むに連れて、うどん専門店に特化したお店が増え、店舗自体の大型化も進みます。店舗が大型化すると、効率化が進み、より高品質のうどんをより安価に提供できるようになります。この大型化及び効率化の進んだうどん店舗が、更に2店舗目、3店舗目と展開していけば一層効率化は進みます。しかし問題はここからです。実は現在のうどんブームを牽引してきたのは「うどんツーリズム」つまり「うどん店巡り」です。冒頭のクイズでもご紹介したように、香川県へこられる観光客のお目当ては、特徴あるうどん店巡りです。うどんの美味しさもさることながら、各うどん店の持つ意外性や特殊性を求めてのうどん店巡りそのものが大きな魅力です。
一方最近の傾向としては、複数店舗を構えるうどん店が目立つようになった反面、特徴ある家族経営のうどん店が廃業するケースが目立ち、結果としてさぬきうどんの多様性が薄れつつあるように感じます。
今後効率化だけを追求するとどうなるでしょうか。もしかすると全国に何百店舗と展開しているうどんチェーン店のミニチュア版みたいなうどん店で、溢れかえるようになるかも知れません。いくらうどんが美味しくても、観光客は同じ系列店のお店には何度もいかないでしょう。似たようなうどん店ばかりになるとさぬきうどんツアーにやって来られる方々にとっては、魅力は半減です。さぬきうどんの多様性をどのように守っていくかが、さぬきうどんブームを持続させるポイントだと思います。
けいぞう
答:トラックのダンボール・ダンボールの芋の数・ブラウワーくんの汗の3ヵ所